大阪市東淀川区の地盤は、全体的に低地で軟弱な地盤が多いのが特徴。
【地盤の特徴】
1. 沖積低地
東淀川区は淀川や神崎川に挟まれた沖積平野に位置し、土砂や泥が長年にわたって堆積してできた沖積層(ちゅうせきそう)の地盤です。

沖積層は一般的に粘土質やシルト(細かい砂)で構成され、水分を多く含み、圧密されにくい=軟弱地盤です。

2. 標高が低い

多くの場所で標高は1~3メートル程度しかなく、地盤沈下や浸水のリスクが高いとされています。

3. 液状化のリスク

軟弱な地盤であるため、大きな地震時には液状化のリスクもあります。実際、大阪北部地震(2018年)でも一部で揺れが強かった記録があります。

【防災上の注意点】

浸水ハザードマップの確認は必須です。淀川・神崎川の氾濫により広範囲が水没する可能性があります。

地盤改良済みの住宅かどうか、地盤調査報告書などがあると安心です。

耐震・耐水対策がされているかも重要です

【まとめ】

東淀川区の地盤は、

沖積低地で軟弱

標高が低く、浸水や液状化のリスクあり

建築時や不動産購入時は、地盤調査の有無・耐震性の確認が特に重要です。