だけどナポリには2つのスタイルがあって、1つはゴージが高いものでも、今でもソリートなどはそうだし、ヌッツオ・ピロッティやフォルモーサなどもそう。
もう1つはキトンやアットリーニ、パニーコなどで、ゴージは低くて着丈も比較的長めでウエストのシェイプがない。日本人ではチッチョもそうだよね。

どっちが日本で流行っているかは、所詮日本のメディアの影響が大きく、彼らはそれぞれこれがサルトリアナポレターノだと思ってる。
袖のボタンにしてもナポリに土着したサルトは1個だしね。
キトンやアットリーニは英国の影響を受けていることも大きいと思う。