8bit・16bitの時代は画面の解像度が低く、
英語圏では英数字で表示するから問題なかったのだが、
日本語だと漢字表示がままならなかったので
テキストではなくグラフィックやサウンドに頼ることになった。
これが海外と日本のテキストゲームのギャップを生んだ。

インスタントラーメンやカップ麺は麺が汁に浸ってないと
煮えないので汁が多いのだが、その影響が普通のラーメンにまで
及び、スープの量が増えた。
結果、全部飲んだら塩分・油脂分の取りすぎとなるが、
かといってスープを減らすとスープをけちっていると思われるため、
いちばん金のかかっているスープが残されるというのが
常態になってしまった。

元は技術的な制約から来ていたものが
いつの間にかスタイルとなり、
結果として歪みを生じてしまったわけだ。

この時代、あえてテキスト+イベント画像だけで勝負する
テキストゲームを作る、っつーのも意味があるんじゃね?