ゲームとはそのゲーム性を楽しむものであるから、厳密に言えば分岐ナシは「ゲーム」とは呼べないと思う。
ただ、読み物を読ませる一つの手段としてのサウンドorビジュアルノベルという一面もあるので、否定はしない。

・分岐は読者受け入れの間口を広げる。
 純粋に読み物を楽しみにしてる人以外に、「攻略」がしたい人、ヒロインが大勢欲しい人、などの多種の受け入れを可能にする。

・分岐は作品の寿命を延ばす。
 例えば「分岐達成率」などがあるゲームは「攻略してやる」という意識を煽り、作品の寿命が長くなる。

・分岐は読者を物語に引き込む要素がある。
 強引かつ勝手に話を進められるよりも「自分で選択した」=「物語に参加した」と思わせる過程も時には必要かもしれない。

もちろん、基本的に一周目が面白い事が大前提。