>>266

続き

VBlank期間は、一瞬で戻るのではなく、NTSC(日本のアナログ放送の信号規格)の場合
20本分の横線を描くぐらいの時間があります。この間、電子銃から電子は飛びません。

非VBlank期間は、ファミコンのPPUは画像の信号を作るため、
CHR-ROMからパターンを読み込んだり、VRAMからネームテーブルや
属性情報を読み込んでいて、PPUの信号線(PPUバス)を占有しています。

VBlank期間は、PPUが画像の信号を作らないので、PPUバスは開放されており
CPUはPPUを介してPPUバスにつながっているVRAMにアクセスできます。

「VBlank待ちの直後にVRAMの書き換えを行え」というのは、PPUが映像信号を
作るのに邪魔にならないタイミングでVRAMにアクセスしなさいということです。