毎日決められた家事をこなしていけば順調に日を過ごしていける、という、
それだけではただの作業であって、ゲーム性は乏しいですよね。
どんな最善手を選んでもクリアできないならゲームとして成立しないし。
かといって、最悪手を選んでもクリアできてしまうなら、それまた面白くないです。
(今年のウディコンで公開された「商会経営シミュレーションゲーム」という作品は後者だったと思います)
誰がやってもできるのなら、プレイヤーは「やったぜ!」と思いにくいです。

それならばそこに、ランダム性を加えてはどうか。
毎日の始めや終わりに突発的なイベントをランダム発生させ、ステータス値を増減する。
(子供が熱を出したよ!看病に時間を取られたよー!など)
それならプレイヤーは確かにハラハラドキドキはできると思います。
何が起こるかわからないから今まで以上に慎重な家事の行動配分が求められるはずです。

けれどもそれを少し距離を置いて見てみれば、ただの運ゲーです。
さいころの数に一喜一憂するのと同じことです。それはゲームなのか。
結局ゲームの進行にプレイヤーが介入できないという意味で、理不尽さを与えてしまいます。
これは避けたいところです。

難易度について、ゲームバランスをかなりきつめに設定してはどうか。
ちょっとでも下手な行動をすれば即ゲームオーバーというような仕様です。
それだとプレイヤーは楽しめるのでしょうか。
セーブ&リセット&リプレイの繰り返しであっても、クリア時に達成感は得られるものでしょうか。
皆様のご意見をお聞きしたいところです。