ドット絵とかリアルとかそういう表現の問題でもなくなってきていると思います。
まず根本的に日本市場で売り上げを望むことが厳しくなりつつあります。
五年前、日本での売り上げが9割を占めていました。
ところが今では海外の売り上げが8割です。これはローカライズを頑張った結果ではありますが、日本の物価が海外と比べて相対的に安くなっていることも大きいと思います。海外でのダウンロード数は増えていないのに、海外の売り上げがずっと右肩上がりなんですから。
日本で10万円売り上げても海外の物価で見れば大したことないですが、逆に海外で10万円売り上げることはそこまで難しくない状況になっています。
日本のゲーム市場はもうジリ貧になりつつあります。
なので製作費が抑えられる日本で作ったゲームを海外で売る。これが正解ではないかと思っています。