ローグライトゲーの内容をAIノベリストに考えてもらったが小説的だな。
色数とドットは少なく、闇の眷属を倒すため主人公の聖女がランダムに発生する暗いDUNGEONを旅する。主人公は周囲を照らす聖剣でDUNGEON内のゾンビや中にある棺を破壊して奥に進んで行く。制限時間があり最深部にはヴァンパイアが待ち受けている。それを過ぎると強制的に死神が出て次のDUNGEONへ進まざるをえないのだ。
主人公となる聖女は吸血鬼であるヴァンパイアを倒せる唯一の存在なのだが、その強さには上限が設定されている。つまり、強い装備を手に入れれば手に入るほど強くなっていくわけだが、それが裏目に出るときもある。たとえば、序盤で最強の武器を手に入れたとしても、それを終盤まで使い続けることになる。すると、後半になるにつれてだんだんとその武器の強さに耐えられなくなり、やがて壊れてしまうのだ。このジレンマこそが本作最大の魅力といえるだろう。
もちろんただ単に敵を倒してレベルを上げていくだけのゲームではない。プレイヤー自身が考え抜いて行動しなくてはならない場面も多く存在する。そういった意味ではアクションゲームとしての完成度も高いと言える。