エンタメ性って「派手な演出」や「ストーリー性」のことだけを指すわけじゃない。
本来エンターテインメントとは、人に何らかの感情的・体験的な価値を与える表現全般だと思うんだよね。
『オーロラフライト』は、美少女や物語の演出で引っ張るタイプの作品ではないけど、「操縦そのものの楽しさ」や「空を飛ぶ没入感」を突き詰めて表現している。
つまり、“体験を通してプレイヤーを楽しませる”という意味でのエンタメ性はむしろ純度が高い。

要は「どんな手段で人を楽しませているか」の違いであって、エンタメの有無ではなく“方向性”の問題。
派手さがなくても、体験の質で勝負している作品こそ本質的なエンタメだと思う。

対して野球マンの作品は、Sns動画見てで遊ばなくてもだいたい中身は想像できる。
実際遊んでもわくわくする感じはしないのでエンタメ性を問われると厳しいものがある