追放されてもうすぐ10年

【増殖するG】遊戯王
自分相手ターンに手札から発動し
相手が特殊召喚する度に一枚ドローする最強のドローカード
使われた側はどんなに強力なモンスターを並べても相手が大量に引いたカードで逆転される可能性があるため
途中で止まるか、最初から特殊召喚を諦めざるを得なくなる
という展開抑制カードとしても機能する

このカードは海外の遊戯王TCG産のカードだが
TCGでは「どうして俺に気持ち良くデュエルさせねえんだ!」というユーザーに応えて禁止カード行きとなっており
逆に日本の遊戯王OCGでは相手の大量展開を抑制する重要カードとなり「Gと共に過ごしてきた」とネタにされる
その分、増Gを使われた後に最小回数で最低限の盤面を作れる、ことが環境テーマの一つの課題となった

一方、増Gのない海外TCGは先行展開を止められない、OCGでよく非難される先行有利を超えた超先行有利環境となってしまい
結果的にその後の環境テーマを毎回中核カードを禁止して無理矢理止める焼畑も加速
この環境で生まれたTCG産テーマはOCGよりカードパワーが低くて
OCGプレイヤーからは海外テーマ=弱いと認知され
さらにTCG環境でもOCG出身テーマがTCGテーマを駆逐してまた規制、を繰り返すことになる

ただ増Gは先行が使っても強いので現在では2枚の準制限カードとなり
効果と発動条件を後攻向けにデチューンされたマルチャミーモンスター四種実装に伴い
今後はOCGでも一枚制限か禁止になると予測されている