>>731続き)
■「自分ルールで生きる」という覚悟
  
ちなみに、これが、新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のテーマです。
人々を苦しめている黒い煙が晴れたら困る人がいるんです。
 
日本が「老人の為の国」になっていることを忘れない方がいいと思います。
高齢者は選挙には行きますが、あんまり居酒屋には行きませんし、あんまり海外に行きません。
つまるところ、コロナは「国家の老い」と密接に絡んでいるので、
「日本ではコロナは終わらない」というスタンスでいた方がいいと思います。
 
「じゃあ、どうやって生きるんだ?」という話になってくると思うのですが、
これはもう、法律に違反しない範囲で「自分ルール」で生きるしかないです。
「自分ルールで生きる」ということを覚悟するしかない。
現役で経済活動をしている人は、「まわりはそうするんだね。でも、ウチはこうします」といった感じで、
自分のチームのルールで生きることを覚悟しないと、確実に死にます。
 
このへんの具体的な話は、表で喋っちゃうと色々と切り取られてややこしくなるので、
今日のサロン記事で書きます。「西野がコロナ禍で、どうチームをハンドリングしたか?」という話を。
 
とにかく、「自分で判断をする」というのがメチャクチャ需要で、
それこそ日本と海外を行ったり来たりしていると、厚生労働省や保健所とのやりとりがあって、
その中で「◯◯をやってください」と言われたりすることが多いのですが、
そういうのは都度都度、「強制」なのか、「要請」なのかを確認した方がイイです。
 
分かりやすくいうと、従わなかった時にガッツリと罰がくだるものか否かを確認しておいた方がいい。
書類とかをよくよく読むと、「言うことを聞かなかったら、6ヶ月以下の懲役、または50万円以下の罰金」
とか普通に書いてあったりするので、そういった「法案が通った系」のものは守った上で、
それも何もない「なんとなく、こうしてください」という要請に対しては、
ちゃんと自分や自分のチームの意思を表明した方がイイと思います。
 
今日のサロン記事は、この延長で、かなり踏み込んだ話をするので、お楽しみに。 (終わり)