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■「このタイトル、いいじゃん」「このタイミング、いいじゃん」を誰が判断する?

あらためてビジネス書のヒットは「『タイトル』と『タイミング』が9割」だと思います。
「どんなタイトルで、いつ出すか?」ですね。
ヒット作を出したければ、内容は、その二つが決まってから、決めるのが良さそうです。
 
ポイントは、「『タイトル』と『タイミング』を誰がジャッジするのか?」という部分ですね。
「このタイトル、いいじゃん」「このタイミング、いいじゃん」を誰が判断するのか?
 
これって「数値」で出せるものじゃなくて、「時代」や「風」を読む作業だから、
どこまでいっても「勘」に頼ることになるのですが、
「そもそも『勘』とは何か?」というと、『経験の総和』なんですね。
 
「そろそろ嵐が来そうだな」というのは、何百回も何千回も海に出た船乗りにしか分からないわけで、
初めて海に出る子供の「そろそろ嵐が来そうだな」は『勘』ではなく、『当てずっぽ』です。