僕がプレミアムエコノミークラスに落ち着いた理由
【Q】
飛行機で日本とアメリカを行ったり来たりの生活の西野さん。飛行機は何クラスを利用されていますか。

【A】
プレミアムエコノミークラスです。
 
いつも機内にパソコンを持ち込んで、機内でバッキバキに仕事をしているのですが、僕、パソコンの横に紙とペンも置いているので、エコノミークラスだと少し窮屈なんです。
 
それで、一度、ビジネスクラスにしてみたのですが、なんか「ゆったり寝れる」というだけでウン十万円を追加で払うのもバカらしいなぁ(その分は制作費に充てたいなぁ)と思って、プレミアムエコノミーに落ち着きました。

プレミアムエコノミーを選ぶのは、稼ぎの問題じゃない
 
【Q】
その機内の中で一番稼いでいる(ファーストクラスの人よりも稼いでいる)のは西野さんじゃないんですか?
【A】
もしかしたら、そうかもしれませんが、そういうこっちゃないんです。
 
まず僕は人気の浮き沈みが激しい水商売の人間で、必ず落ちる時間帯というのはあるんです。
 
その時に首が回らなくなって慌てたくない(というか人気が落ちている時間帯もモノ作りに集中したい)ので、まず悪戯に生活レベルを上げたくない…というのが一点。

次に、僕は兵庫県川西市のサラリーマン家庭の人間で、普通の生活ができて、普通にご飯を食べれたらそれで十分幸せなので、高級車に乗りたいとも思わないし、アクセサリーをギラギラつけたいとも思わない。
 
当然、飛行機のファーストクラスでワイングラスを傾けたいとも思わない。
 
余った分があれば、エンタメに使って、普段応援してくださっている方に還元したいです。
 
なので、今年の天才万博ではハイボールを奢ってください。