>>792続き)
 
どれだけ流行っていても、普遍的ではないものはスルーします。
流行りが終わった瞬間に、そこに費やしたコストが無駄になるからです。
 
どれだけ売れようとも、自走する力がないものはスルーします。
自走する力がないコンテンツを増やせば増やすほど、広告コストが増えてしまうからです。
 
どれだけ支持されようとも、自分が手掛けている他の仕事との相乗効果(シナジー効果)がないものはスルーします。
その為だけに宣伝をしなくちゃいけないからです。
 
かなりシンプルな判断基準です。
まずは「資産」になるものを選び、その中から「運用コスト」が見合わないものを削る。
ただ、それだけです。
 
直近のプロジェクトでいうと『CHIMNEYTOWN GIFT』がそれ。
「子供施設に絵本を寄贈したことを証明するNFT」のプロジェクトです。
「子供支援」というのは昨日・今日始まった文化ではなく、子供を愛する大人がいなくなることもない。
つまり「普遍的」です。
 
子供支援で『えんとつ町のプペル』が広がれば広がるほど、
「『えんとつ町のプペル』が欲しい」という子供が増え、
「子供達に『えんとつ町のプペル』を贈りたい」という大人が増えるわけですから、
そのマッチングサービスたる『CHIMNEYTOWN GIFT』は大きく宣伝コストをかけなくても「自走」します。
 
そして、もう一点。
子供支援で『えんとつ町のプペル』が贈られれば贈られるほど、
ミュージカル『えんとつ町のプペル』や『映画 えんとつ町のプペル』を「観たい!」というニーズは増え、
逆に、ミュージカル『えんとつ町のプペル』や『映画 えんとつ町のプペル』が成功すればするほど
『CHIMNEYTOWN GIFT』のニーズは増える。
ここには明確な「相乗効果」があります。