>>561続き)

で、少し耳の痛い話をすると、「バックエンド商品を買ってくれる人だけのコミュニティー」というのは、
サービス提供者のことを理解してくれる(理解してくれようとする)人だけの集団なので、
メンタルが弱い人にとっては居心地が良いんです。

なので、「発信していまーす」というポーズを取りながら(仕事をしているフリをしながら)、
“「バックエンド商品を買ってくれる人だけのコミュニティー」だけにしか発信しない”ということをやってしまう。
最近までの『プペルバレエ』や『CHIMNEY COFFEE 』がそう。

ただ、それだと売上は最高で「現状維持」で、基本的には「右肩下がり」。

『バックエンド商品』を売らないと会社は潰れてしまいますが、
『バックエンド商品』を売るには(1)~(3)の作業が必要。
そんな中、(1)~(3)の作業をスッ飛ばして、
「『見込み客』に『バックエンド商品』を売り込む」をひたすら続けて、
空を切っているサービス提供者は少なくありません。
  
■まとめ

先日の記事の「情報の発信先を整理する」にも近い内容ではありますが、
それこそ『5万顧問』(※月額5万円で西野亮廣が会社の顧問になる)の案内をツイッターで発信しても、
多くの方にとっては興味関心の外にある話題なので、(契約が取れないこともないですが)宣伝ロスが多い。
『5万顧問』の案内を出すのなら、信用を獲得している、オンラインサロンか、ニシノコンサル後か、
講演会後の方が無駄は少ないでしょう。

今日の話はマーケティングの基本中の基本の話ですが、その「基本」ができていない人は意外と多いので、
具体例を交えて解説させていただきました。

現場からは以上です。