https://salon.jp/articles/nishino/s/1mlWtfFbNlX
(※一年前のサロン記事)

西野さんの大号令
投稿日:2023.04.04

おはようございます。
どの世代も「自分の学生時代」が眩しく見えると思うんだけど(それも分かるけど!)、
もろもろ差っ引いた時に一番良い時代は日本の場合「1990年代後半」だと信じて止まないキングコング西野です。
#バラエティーもドラマも音楽も少年ジャンプも全部1990年代後半が良かっただろ

さて。今日は『西野さんの大号令』というテーマで、
すべてのサロンメンバーさん&DAOメンバーさんに“業務連絡”でございます。
一緒に面白いことを仕掛けましょう。
  
■短編のアートフィルムの残し方
 
『商業映画』の逆を『アートフィルム』と呼ぶのかどうなのか分かりませんが、ここでは
「『お客さんをたくさん呼んで、チケット代で回収!』ができない作品」を『アートフィルム』と呼ばせていただきます。
その中でも特に“短編作品”となると、映画館で上映するわけにもいかないので、さらに予算の回収の難易度が上がり、
その中でも、「短編のコマ撮りアニメーション(しかもアート系)」にもなってくると予算の回収は諦めモード。
あらゆるクリエイターは「これは作者のポートフォリオ(プレゼン資料)だから…先行投資と思って…」
という感じで気持ちを落ち着けているのが現状です。

こうなってくると、「短編のコマ撮りアニメーション(アート系)では食っていけない」を理由に、
世の中から「短編のコマ撮りアニメーション(アート系)」が消えていきます。

僕は真正面から「商業映画(商業作品)」が好きな人間なのですが、
ただ、いろんな「面白い」があった方がイイとも思っています。
「面白いストーリー」が好きですが、「ストーリー」の優先度を下げて、
「ビジュアルとしての面白さ」を前面に出しているシルク・ドゥ・ソレイユも好きです。
世界がいろんな「面白い」で溢れたら最高です。