>>520続き

あと、ブロードウェイ村に入り込んでみて分かったのですが、
スタッフ一人(投資家一人)掴まえるにしても、
「この作品はビッグプロジェクトになる」と言える【根拠】が必要なんです。

たとえばディズニー作品の場合なら「大きな予算が出る」が根拠となり、
「それなら、やりましょう!」に繋がる。

僕らのような「まだ何者でもない作品」には、大きな予算が出る約束は現時点では無いわけで、
そうなってくると、手札は「メインクリエイターの才能(世界観)」ぐらいしか無いんです。
要するに「この男の才能が圧倒的すぎるので、この男に賭けてください!」
という口説き方をするわけですね。

その時に「AKIHIRO NISHINOに賭けてください」という攻め方が、もっとも成功確度が高くて、
そこは「ウィルに賭けてください」じゃないし、「西野とウィルに賭けてください」もチョット違う。
#ウィルは最高に素敵な人だけども

クリエイター一人一人と膝を付き合わせて、以下のような対話をするんです。

・どういうビジョンを描いているのか?
・何に違和感を覚えているのか?
・何を面白がっているのか?
・Aという問題が起きた場合、どう対応するのか?
・これまで、どんなものを作ってきたのか?

ここの受け答えがメチャクチャ重要なのですが、こんなのはAKIHIRO NISHINOのお家芸。
自分で言ったら世話ないですが、とにかくAKIHIRO NISHINOはビックリするぐらいモテるんです。