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「舞台作りの何が面白いのか?」を言語化してみた
2025年03月08日

■西野から見た「舞台の面白さ」は「制限」に尽きる

昨日配信された密着ドキュメンタリー『BackStory』はご覧いただけましたでしょうか?
今日の記事は昨日の『BackStory』のネタバレを多分に含みますので、
「まだ見てない!」という方は先にソチラをご覧ください。
 
さて。今日は、昨日の『BackStory』を振り返りつつ、
「舞台作りの何が面白いのか?」を説明してみたいと思います。
面白さを説明したら負けな気もするのですが、
「なるほど!」な部分もあると思うので説明してみます。
 
僕には勝手に師匠としている人がいまして…
天才万博のお客さんからするとお馴染みの劇作家「後藤ひろひと」です。
 
キングコングはデビュー間も無く(実力が伴わないまま)売れてしまったので、
先輩芸人からの「やっかみ」が本当に酷くて…
デビュー当時は、ロザンの菅さんや、品川庄司の品川さんといった
一部の先輩方を除いて、ほとんどの先輩から口を聞いてもらえませんでした。
 
そんな中、「若手芸人」という括りに入っていない後藤ひろひとサンは
普通に接してくださって、ことあるごとに飲みに連れてってくださったんです。
 
普通なら新人芸人は先輩芸人と呑みに行って「漫才」の話でもするところを、
そういった事情があったので、僕は劇作家と呑みに行って
「脚本の作り方(舞台の作り方)」について語り明かすという新人時代を過ごしました。