>>408続き
 
本来、仕組み化は「うまくいった営業の型」を拡張するためにあります。
 
順番で言うと、
 
1. 泥くさい営業する
2. 相手を惚れさせる
3. 勝ちパターン見つける
4. それを仕組みにする
 
この順なんですよね。
 
ですが、最初の「泥くさい営業」や「惚れさせる努力」を飛ばして、
いきなり「仕組み化」から入ろうとする人がけっこう多い。
 
たとえば、マーケティングの世界で『カスタマージャーニー』という考え方がありますよね。
人は商品を買うまでに、「認知→興味→検討→比較→購入」という段階を踏む…というアレです。
 
その最初の「認知」と「興味」を動かすのは、「人」なんですね。
「人は“機能”や“価格”で買っているのではなく、“感情”で買っている」
という有名な話があるのですが、これはBtoCだけじゃなく、BtoBでも同じです。
 
結局、「お前がそこまで言うなら」の世界線で、対お客さんであろうが、
対会社であろうが、対投資家であろうが、相手にするのは「人」なので、
最初の「惚れさせる」という作業が絶対必要なんです。