>>737続き

トレーラー公開後、1枚20万円の「アートパネル」が一気に7~8枚ほど売れました。
トレーラーで『ボトルジョージ』のことを知った方が購入して下さったかもしれませんし、
あの90秒の映像の出来から作品の将来性を見た人が
「投資」(いずれ転売する)として購入してくださったのかもしれません。

理由は分かりませんが、とにもかくにも「アートパネル」の数字が水面下で大きく動きました。

『ボトルジョージ』の収支は現在【―1409万7840円】で、
こうしてアートパネルが売れて、ここの数字(赤字)が減れば減るほど、
「結果を急いだあまり可能性を潰してしまった」
という事故リスクを減らすことができます。

大切なのは…
「大丈夫。『ボトルジョージ』の予算はもう回収できているから、
世間に最大のインパクトを与えるアプローチができるタイミングを待とう!」
という状態を作ることだと思います。
だからこそ、「①トレーラー公開→②アートパネルが売れる」は大きかった。

あとはジックリと時間をかけて、『ボトルジョージ』のファンを作ることが大事。
映画館で公開するその日が、ファンの皆様の特別なお祭りになるように。
特に今は映画館に足を運ぶ理由が「祭り」以外にあまりないので。

iPhoneの発売日のような、古くは『ドラゴンクエスト3』の発売日のような、
あの「お祭り感」が今の映画には求められています。

公開してからの番狂わせはほとんどなくて、
「公開するまでにどれだけファンコミュニティーを温めているか?」が全て。
それは2025年に公開される『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』も同じこと。