>>155の続き

八方塞がりの日々の中で、私を救ってくれたもの。それは知識を得ることでした。

子育てが少しだけ落ち着き、自分の時間を持てるようになって私は仕事を再開しました。同時に、以前から興味を持っていたジェンダーや包括的性教育の勉強もはじめました。

清田隆之さんの『よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門』を読んだ時には、夫と私にあてはまる、いや、私たちのことを言っているのではないか?と思ってしまう事例にたくさん出会い、驚きました。

「自分で調べることをせずに、妻になんでも聞いてくる夫」「謝る時に言い訳をしがちになる男性」「男性が連絡や報告を怠りがちで、さみしさを感じる女性」…。

(続く)