>>712
そうですね。
あと、上で将棋やスポーツも「昔とはルールやシステムが変わっている」という話が出て、自分はそんな事も知らなかったんですが、
よく考えたら、それは逆説的に言えば「知らなくても遊べる」って事なんですよね。
もちろん、公式の大会とかの話ではなくて友達同士で遊んだりする範囲での話ですが。

小学校の同級生と久しぶりに会って、将棋をしようとか、バスケをしようとかになった時に、昔のルールで十分に遊べてしまう。
(というか、新ルールを知らないからですが)

でも、TVゲームは「無数にあるもの」だったり「形の無いもの=変化を強いられるもの」だから、個別のルール・昔のルールを知ってるだけでは満足に遊べないんですよね。
それこそ極端な話、今の時代に(みんな知ってる)スト2を持ち出して遊ぼうぜ、って事に近いかと。

将棋やスポーツは対戦「ツール」としてのフォーマット自体は固まっていて、ルールやシステムは変わっても「モノ」は変わらない。
TVゲームは、ルールやシステムだけでなく「モノ」自体も、どんどん変わっていってる。
そんなイメージです。
変化(進化とは限らない)しないと生き残れないから、存在の在り方自体が将棋やスポーツとは別モノな気がします。

プロゲーマーの場合は、ゲームの上達も大事ですけど、そういった時流を読む力ってのも必要なのかな、と思います。
格ゲーだったら、1つを極めるだけじゃなく、2つ3つ手を出しておくとか。

あと、アトムの童ではeスポーツ採用を目指すゲームのプレゼンで、「年齢性別問わず誰でも平等にできるのがゲーム」とか言ってましたけど、
反射神経やら思考の瞬発力とか、年齢による衰えがダイレクトに反映されるのが、eスポーツの世界だと思うんですよね。
趣味レベルの話にすり替えるなよ、とか思いながら観てました。
プロゲーマーの選手生命はかなり短いんじゃないかな。
(第一線に居られるという意味でも)