WRTのパワーの件…どう説明するかなぁ…
大前提としてファームを入れ替えた時点で「黒に見えるグレー」です。

WRTで使いやすいルータの中身はアセロスの石が多いように思うんだけど
(841Nや牛300HPetc…)これを例にして解説するよ。一般的な無線ルータの
出力の決定は以下の様に行われます。

1:石のパワーリミッタ(便宜的にこう呼びます)
2:ファームウエアの設定上限
3:ユーザの設定値

このうちの最小値が出力として採用されます。
だからリミッタ以上の設定しても出力は向上しません。

リミッタは通常出荷先国の電波法に適合した値がセットされ、
国内技適機種は16〜20dBmが設定されてる事が多いです。

日本の規定は10mW/MHz=約200mW=約23dBmであることから、
一定のマージンを見越したリミッタが設定されてるわけ。

これに照らせば今回の841では、例えば30dBm(1000mW)の設定を
行ってもリミッタで絞られて日本の制限値以下になります。

日本の技適を通過した近年のアセロス系のお話ね。

昔(11g〜11n初期の頃)はWRT等を導入すると簡単出力ageの機材もあったよ。
でも現在では制限が入り出力が上がる機種は稀です。ことアセロス系に
関してはWRTを入れただけで出力が上がるというのはほぼ嘘です。

まとまりもなく長い駄文ですまん。