ハム子「私だけが違った。私がいた場所には、私じゃない『彼』がいて…だから、たまに考えちゃったんです。
     私の役割って何なのかな?私が来たのは何かの手違いなのかな、って。」
ひかり「て、手違いなんかじゃないよ!」
ハム子「えっ?」
ひかり「だって特別課外活動部のみんなは、ハム子ちゃんの存在を受け入れたでしょう?
    …思い出したの。私もきっと、ずっとハム子ちゃんと同じだった。自分が自分である意味とか、存在理由とか…どんどん自信が持てなくなっていった。
    だけどね、あなたに出会って分かったの。存在する意味がない人なんて、いないって。ハム子ちゃんが居てくれたから、私も立ち向かう勇気が出たんだよ。」
ハム子「私が居たから?」
ジョーカー「キタローでもできない」
アイギス「お二人のスペックは、極めて似ています。ですが、その特異な立ち位置はハム子さん固有のものであります。」
ハム子「な、なんか照れちゃうな。そこまで深刻なつもりじゃなかったんだけど…でも、すごくラクになったかな。ありがとうね、ひかりちゃん!」
ひかり「え? あ、うん…私こそ、ありがとう。」