『ナニワ金融道』の面白いところは、金融業の知識を吸収できることは勿論なんだけど、それと同時に、世渡りの感覚を持たせてくれるところなんだよね。
帝国金融の社員は、主人公の灰原を含めて全員有能だから、読んでる自分も有能になった気分になれる。サラリーマンが主人公の漫画ってそういうことなのかな?
つまり、すべてのサラリーマン漫画は自分が有能社員になって自由自在に世渡りしていく感覚に浸れるところにが面白味があるのかもしれないね。