諸氏よ、社畜諸氏よ、
社畜は社畜業のみを優先すべきであろうか。

過去、我が国はそのような労働のスタイルが流行ってきた。
24時間戦えますか?というわけだ。
もちろんそんなひともいるであろうし、それが性に合っているひともいるだろう。
が、おそらくそんな生き方をしていても、自分の死に直面したとき、
「俺はこれまでなにをやっていたのか」という後悔にさいなまれるのではないか。
なぜなら社畜業とは、組織に自分の人生を、有限な時間を吸い取られることだからだ。

オレが効率の良い社畜業、成果のあがる社畜業にこだわらざるを得ないのは、
貪婪なモンスターである「組織」というもののなかで個を確立するためのものだ。
組織と真っ向から対峙するには、組織のなかで個を確立せねばならず、
個を確立するには(その実りのほとんどすべてを組織が奪っていくにせよ)
なんらかの成果をあげることは前提だ。

敗北主義者の忠言など、ほんらい組織は一顧だにしないものである。