おはようございます、金曜日です。
ここしばらくうんこ忙しいのですが、今日はそれプラス大事なご託宣の日。
のるかそるか、天国行きか地獄行きか、
どっきどきで出勤しまする。

で、今朝はこれ。

 James Brown - PeeWee's Groove In "D"
 https://youtu.be/kuZtsApjOik

「James Brown Plays The Real Thing」(1967)から。
このアルバムが知られているのかどうかよくわからんのですが、
JBはインストアルバムを何枚か遺してて、
一番有名でよく言及されるのは(ピーウィー・エリスとの共作の)「The Popcorn」(1969)だけれど、
これはそれ以前に単独名義でリリースされたもの。
シングル単位ではインスト曲も発表してるんですが、
たぶんアルバムとしてJBがインストを録音したのは、このアルバムが最初じゃないかと思う。
(JBの音源を全部聴いてるわけじゃないんであんまり自信ないけど)

そしてこのアルバムの特徴は、全面的にオルガンがフィーチャーされてるところ。
オルガン奏者としてのJBがクローズアップされとるわけです。
通して聴いてみると彼のオルガンは思ったよりもスタンダードなスタイルで、
シンガーとしてのJBとしての黒さや、「The Popcorn」のバンドマスターとしてのねちっこさとは違ってる気がする。
むしろ彼のインプロからは、ファンクだけでなくジャズのほうにもしっかり目が向いてるような印象を受ける。
なかなか興味深いものがあります。

ジャケはJBのいつものどす黒さがよく出てますが、いい意味で中身に裏切られるディスクでふ。
しかもCD化されておらんと思われるところがまた、
このアルバムに対する世間の微妙な評価が感じられてよいw

それでは、Pやん&みなさま、よい一日を。