イテさん、おはようございます。

PCR検査についてマスターは医療機関の負担やコスト面、 >>274
砂蝉はPCR検査の精度を疑問視しています。 >>294
両者の仰ることは御説御尤もではありますが、
日本のPCR検査能力は海外各国に比べると格段に劣り、
しかも海外各国はスピーディで精度良く低コストでできている事実があります。

*10万人あたりのPCR検査数(小数点以下は除く)
日本187、UK882、フランス911、韓国1198、シンガポール1708、US1752
スペイン2224、ドイツ3043、イタリア3159、ニューヨーク4484
 ↑
日本は一目瞭然で最低です。

これは日本の場合、保険当局が疫学調査検査で行うこととなっており、
大量検査を行うことは想定してなかったと言う
杜撰な体制を放置していたバカな結果ですよ。

では、日本のPCR検査は何故、海外各国に比べ格段に劣っているのか?
日本のPCR検査は【手動作業】で6〜12時間かかり
海外各国のPCR検査はマシンでの【全自動】で2時間ほどで終わります。
人が介在する【手動作業】 対 マシンでの【全自動】とでは、
スピード、精度、コスト面で海外各国に日本が劣るのは至極当然です。

しかも、このマシンは日本製だよ、我々エンジニアが開発したものです。
日本の技術が*1利益団体と政官財の利権構造、官僚主義、岩盤規制、
既得権益、お役所仕事に雁字搦めになっているのです。
これらを打破し、日本の革新的な技術を自国民の手のものにすれば
良いだけなのですが、それができないジレンマがあります。
*1がある限り日本は先進国でありながら先進国ならぬ結果に泣くことになるのです。

イテさん、長くなりました、ごめんなさい。(お辞儀)またね。チャオ