このCMは、アジア系の女性がドイツ人男性の使用済み下着の匂いを嗅ぐ姿が描かれており、制作した広告会社は「日本の文化をもとにした」などと主張していた。日本人だけでなくアジアへの蔑視であるとして署名活動にも発展していた。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ca02537e4b0bc0daca9b2d9?8v

ただ、ホルンバッハ社が自主的にCMを取り下げたのかというとそうではない。

日本人や韓国人らから、ドイツ広告審議会にCMに対する抗議の声が寄せられ、広告審議会が「『CMのメッセージ性は、優しい目で見るべき』というよく使われる言い訳で、人種差別的なCMを正当化することはできない」として「人種、出身、性別に基づいて人を差別してはならない」という条項に違反している疑いがあると判断。

広告審議会からの指示を受け、ホルンバッハ社はドイツ国内でのCM放送を別のCMに差し替えたという経緯だった。