思い出せなくて困っています。
今更また読みたくなって、探しています。

【いつ読んだ】
1990年前半・当時小学生で、おそらく小学校の図書室か学級文庫で借りた本です。ひょっとしたら図書館かもしれません。

【物語の舞台となってる国・時代】
日本で、おそらく戦後間もないころだと思います。

【翻訳ものですか?】
いいえ

【あらすじ】
村の一角で突然、米軍の払い下げテントで家族(子供が3人くらいいた。ひょっとしたら父親はいないかも。)が暮らし始める。
村では、なにかよそ者が住み着いて生活しているらしいぞ。近くを通ると赤ん坊の泣き声がした。と、村で噂になるところから始まります。
次の章からはこの家族や子供視点で物語が進んでいました。

【覚えているエピソード】
@物語の初期のほうに宮沢賢治の「アメニモマケズ・・・」のくだりが出てきて、子供が「うち(テントの家族)と同じ」だというシーンがある。
A地面に巣をつくる蜂(スズメバチ?)をとらえるシーンがある。その際に年下の子が、貴重な蜂の子をとるために、大事な下敷き(セルロイド?)に火をつけて燃やし、その煙で蜂を追い払うシーンがある。
(蜂の子をとって食べることから、物語は信州でしょうか?)
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
たしかハードカバーだったと思います。

【その他覚えている何でも】
米軍の払い下げテントで生活しており、片親だった(と思う)ことから、戦後間もない状態で、ひょっとしたら中国などからの引揚者なのかもしれません。