【いつ読んだ】
2000年代初頭
【物語の舞台となってる国・時代】
現代日本
【翻訳ものですか?】
いいえ
【あらすじ・覚えているエピソード】
中学生くらいの子を主人公にした短編集
○表題作
うろ覚えだが『そばにいるね』『そばにいるよ』といったニュアンスのタイトル
主人公の女子中学生がクラスの冴えない女子に執着され困り果て、その子が転校したか亡くなったかで縁が切れてやれやれと思ったら、みるみるホラー展開になりバッドエンドを迎える
(何が起きたか記憶が曖昧です…主人公が自宅で絶叫するエンドだった気がするので、ストーカー化して襲われたか、化けて出てきたか?)
○別の短編 
主人公のボーイッシュ女子が初経を迎え、気に病む
クラスに気になる男子がおり、その子が放課後の教室で指を怪我しているのを見て、「自分が流すのもこんな綺麗な血だったら」と思い、その指を口に含んでしまう
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー
制服の女の子が通学路を左に向かって歩く様子が遠目に描かれていた 
表情は見えないが、自然豊かな道で、温かみのある絵だった
【その他覚えている何でも・解決のためにやったことなど(使用したキーワード)】
ストーカー女子の短編が表題作なのは間違いないので、本そのもののタイトルも『そばにいるね』
『そばにいるよ』といったニュアンスです

重松清の児童書みたいな爽やかな装丁で、基本は思春期の葛藤みたいな小説が集まっていましたが、表題作だけは最終的に学校の怪談集の中にも馴染みそうなホラー展開に突き抜けていったので、そのギャップが印象に残っています。
何が起きたのか、もう一度読みたいです。
よろしくお願いします。