こうした実践的課題に真正面から取り組むのではなく、「党の労働組合としての動労総連合1千名建設でゼネスト」というような安易で空論主義的な方針を出し、実際には党が動労千葉を先頭とする階級的労働運動の前進を妨害することになってしまったのだ。
この空論主義の非実践性、マルクス主義からの逸脱・後退が、党規律の崩壊(女性差別事件)と官僚主義的指導を生んだ。それはまさに革命情勢の到来を前にして起きた「党の危機」であった。