なほあまりある麻耶雄嵩なりけり 24 [無断転載禁止]©2ch.net
>>862
あんまりいい評価を聞かないけど自分は好き>あいにくの雨で 本格をある程度読んでる人だったらいきなり翼ある闇からでも良いのでは 夏と冬の奏鳴曲じゃなかったらどれから入ってもそんなに変わらん気がする
単に作品の出来だったら「鴉」「神様ゲーム」が良いと思う(隻眼はトリックがねぇ)
とはいえ一番読んで欲しいのは夏冬なんだけど 自分は翼ある闇からハマったな
それより前に読んだ神様ゲームは悪趣味に感じてすぐ他の作品を読もうとは思えなかった
さよなら神様は好きです >>867
悪趣味に感じて~ってくだりめっちゃわかる
俺は隻眼、翼と続けて読んで似たような気分になって、そのあと読んだ夏冬で麻耶にハマった
以降は何読んでも受け入れられる状態 >>869
麻耶さん独特のメタとか捻りが悪趣味に感じたのもありますが、個人的には子どもが酷い目に合うのが苦手ですね。そういう意味で強く嫌に感じました
さよなら神様は主人公の一人称視点が妙に大人びていて嫌悪感なく楽しく読めました ただあのハートマークがないと麻耶じゃないんだよな
付けるか付けないかはちょっと迷ったらしいけど ドラマ貴族探偵のおそろしいまでの改変は
作者は納得したのだろうか わしは夏と冬の奏鳴曲から入ってハマったが。
当時、竹本の匣の中の失楽も読んだばっかりで、
立て続けに眩暈感たっぷりの作品を読んでまいってしまった。 >>874
わかる
至福の時代だったね
その勢いで「蝶たちの迷宮」という奇書/アンチミステリ感溢れてそうな作品読んで、とてもガッカリしたことも憶えてる このスレでお勧めされた『貴族探偵』と『隻眼の少女』を読んでみた。
「こうもり」にはびっくり。その他の短編も、結論だけ聞けば「ありえないよー」
だけど小説で読むと何か納得させられてしまう。
『隻眼』は現場の細かい状況からそういう推理は可能なの?という疑問はある。
たとえば第一部冒頭の首が置かれた現場の読み解きとか、
ほかにもいろいろ解釈できそうな気が。
でも途中でそういうことは気にならなくなって、犯人と動機にびっくりした。
色々ネットで感想読んだけど、「麻耶雄嵩にしては結末が素直すぎる」とかあって、
ほかの長編はもっとアレなのかと。 連投。実は(メール)が真犯人で、作中の犯人はその人物をかばっている、
という考察もみかけたがさすがに無理なような。 そうやって裏の裏を探りたくなるのが麻耶作品の特徴なんだよ
いつも不安感や不穏感を残して終わるから、読者に陰謀論的な深読みを促す
実際、翼ある闇なんかは作中の真相は本当の真相ではないと作者が公言してるし
隻眼もそういう匂わせをちりばめたまま終わるから、あの結末ですら不穏に読める 『弦楽器、打楽器とチェレスタのための殺人』の連載版は麻耶として普通に面白いレベルだったのに
なぜこんなにも改稿に時間が掛かっているのか? 2016年の連載完結から8年も経つ
長編は『隻眼の少女』以来になってしまうから気合が入っているのだろうか >長編は『隻眼の少女』以来
もうすぐで15年経つのか……期待値か高まる一方だが、
だからこそ作者もプレッシャーあるのかもしれんなあ 友達以上~があまり毒のない作品だったから丸くなったなと思ってたら化石少女と~が超ブラックな傑作だった