父親に言っちゃうのはあまりにもマズいな

日本経済新聞
日本郵便は16日、コンプライアンス(法令順守)部門担当だった元常務執行役員が内規違反の内部通報の情報を違反を通報された人物の父親である元郵便局長に伝えていたと公表した。元常務は現在も社員で、報酬30%減額(4カ月)相当の自主返納を求める。元郵便局長は通報者を特定してパワハラをしたとして懲戒処分を受けた。

日本郵便はコンプライアンス部門の通報を受け付ける窓口と調査担当が同じ部署に所属していたことが一因だったとみて8月から別々の組織に再編する。9月からは外部の弁護士が通報内容を調査する体制に切り替えるなどして再発防止を図る。