アッ!


四つんばいになった少年の後ろからジャニーさんは行った。
細かいところは見えないが、少年の「痛い!」という声が耳にこだました。
「まじかよ」・・・・心の中で絶句した。ホモ行為の終極シーンの目撃であった。
私もまだ純な少年、見ている全てがショックであった。
これを受容しなければデビューはないと覚悟した、されるがままの少年の痛々しさ。

中略

彼はこの日をスタートに「儀式」の全てを経験した。愛撫からキス、そしてアナル、
フェラチオまでのされる方とする方。何カ月かすると彼はグループメンバーに入り
今でも活躍している。
この行為をすればデビュー、そして拒否すればいくら頑張ってもジュニアで終わる。
そのことだけが頭の中に刻まれ渦巻いていた。


「ジャニーズのすべて 少年愛の館」 146頁〜147頁
平本淳也著