◇「“与田さんが演じる愛ちゃん"だったからこそ」
 ドラマ本編でも、その明るいキャラクターで視聴者の「癒やし」となっている愛と、奇跡の恋模様が、SNSで「可愛い」「ハラハラ」などと反響を呼ぶなど話題の今作。恋人役の与田さんとは同い年で、「ずっと等身大でいられた感じ」だったという板垣さんは「与田さんとの撮影はすごく楽しかったです!」と振り返る。「初日の撮影だったかな……『どんな食べ物好きなんですか?』ってお話ししていたんです。そうしたら朝の9時とかなのに、『馬刺し食べてきました!』っていうから、すごく面白い方だなって思いました」と笑顔を見せる。

 だが、それは単なる面白話でないようで、「次の日、与田さんが『ごめんなさい、板垣さん。ネットで調べさせていただいたのですが、乗馬が趣味だと聞いて……』って本気で謝ってきたんです。すごく優しい方だな、すてきな方だなって思いましたし、そんな優しさがすごく愛ちゃんに似ているなって感じました」と振り返る。そして、「自分が奇跡を演じるにおいて、与田さんが愛ちゃんですごく良かったです」と言う。

 「直感的なことで、言葉ではなかなか言い表せないのですが、“与田さんだったからこそ”っていうものをすごく感じさせてくれたんです。(今後の展開で)月日がたった後の2人も描かれるのですが、奇跡があそこまで変われたのは、“与田さんが演じる愛ちゃん”だったからこそだと思います。愛ちゃんと与田さんの天真らんまんさに影響されたらそうなるかなって、奇跡の変化にまったく違和感がなくて……。与田さんが愛ちゃんだったから、奇跡を最後まで貫けました」

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