基礎の学びを怠らない人こそふとした日常の句が洗練されるもの。
観念的抽象的な評価の体の感想をだらだらと述べているだけでは
数を作っても年季を経ても締まりのない句や歌しかできません。
ピカソが一筆で描いた絵が素晴らしいのは気の遠くなるような歳月の基礎があるからこそ。
切れ字や型などの基本を敬意をもって学ばなければ
散文の句は詠めないし読みとれないのです。