春の空を見て
少し泣きたくなった

君の手を握る
何も怖くない

麦畑が太陽を映す鏡なら
僕は君を映せる鏡でありたい

一番優しい君に恋をした
だから少しさびしかった

鉛筆を走らせて
春の君を描く

春の雨はやさしく
僕は傘を閉じて空を見る