「高い城の男」がアメリカで評価されてるのは日本とドイツが勝利した
占領下アメリカでの生活が普通に描かれてるのが新鮮だからやで。
逆に占領下アメリカという価値逆転世界に物語を通して違和感をいだき続けられないと
単なるフランスのレジスタンスものの亜流にしか見えない。

あれは"アメリカ人が歴史改変アメリカの話として読んだ"時に
最大限のディック節が感じられる話になっているから。