ディックの50−60年代の長編って
40年代のパルプフィクションレベルのチープなガジェットで70年代の
ニューウェーヴより斬新な話を作ってるみたいな妙なアンバランスさ
が面白いね
特に「火星のタイムスリップ」
あの時代に「火星人」なんて普通出さないよなw
まあ火星人といいつつ描写は完全にブッシュマン(コイサン)だけど
当時彼らの生活は人類学のトレンドだったんだよね