2巻168頁の説明によれば

--
『疾病P』の患者に斑紋が出来るのは、ウィルスが眼縁に集まって鬱血をおこすからだ。
それは涙の流下量を増やして感染を広げるために違いない
--

とある
そして、回復者の抵抗力については、248頁に

--
免疫グロブリンという成分があり、どうやらこれがウィルスとにらみ合って、
殺しはしないが毒性も出させない、という状態においている
--

とあるので
垂直感染の場合は、胎児に免疫も遺伝しているので毒性による症状(発熱など)は発生しないが
眼縁の鬱血は、胎児の肉体形成後のどこかの段階で発生し
その結果斑紋を持って生まれてくる、という可能性があるかもな