東京創元社　8 [無断転載禁止]©2ch.net

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2016/10/11(火) 11:16:44.32

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東京創元社　6
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**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 17:54:38.84

珍訳オンパレードのポッターを例に挙げるのはやめなされやめなされ・・・

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 18:39:32.06

>>304
ネットでざっと見ると、原文は普通にレディ・アーダだね
D夫人もレディD
雰囲気のためだと思うけど普通にそのままレディでも良かった気はする

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 19:21:37.62

上手な翻訳というのは、名前や代名詞の扱いがうまい

アーダ卿夫人、グレンフォーレン卿夫人みたく機械的に訳さないで、前後の文脈により、
アーダ卿夫人、アーダ夫人、夫人、彼女... みたいに、（原文が一緒でも）訳文で柔軟に
変化をつけているようなケースも多い

なぜ、そんな面倒なことをする必要があるのかといえば、やはり（英語とは違う）日本語
として、読みやすいリズムというものが存在するからだろうと思う

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 19:42:00.44

むしろ訳語の登場人物を適宜統一する邦訳のほうが「読みやすい」と評価されることが多いけどな
なぜなら英語の小説は基本的に同じ人物を指すときになるべく違った表現を使おうとするので
機械的に逐語訳した小説も「訳文で柔軟に変化」をつけているように見えてしまうからだ

もちろん「読みやすい」と「上手」は別問題

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 19:43:19.86

>>305
映画の吹き替えはそれこそ同じ登場人物をあまり違った名前で呼ぶと覚えられないので
名前で統一するというのが技術
小説の翻訳とはまったく違う

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 20:13:32.63

『SFが読みたい！　2017年版』より今年の予定

創元日本SF叢書
秋田禎信『ノーマンズ・ソサエティー』
『円城塔短編集』
石川宗生『吉田同名』

創元SF文庫
ロイス・マクマスター・ビジョルド『マイルズの旅路』
キム・スタンリー・ロビンスン『ブルー・マーズ』（4月）
シルヴァン・ヌーヴェル『眠れる星の巨人』
ダリル・グレゴリイ『アフターパーティ』
ジョー・ウォルトン『わたしの本当の子どもたち』

創元海外SF叢書
G・ウィロー・ウィルソン『無限の書』
ウィル・ワイルズ『ウェイ・イン』

『J・G・バラード短編全集』2～4巻

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 20:16:07.22

たしか大森さんが
よく出てくるheやherをある程度はぶくのが良いけど
そういうのが多く出てくる方が翻訳小説っぽくて好きな人もいると言ってたような
ようするに誤訳とかがなくて日本語としておかしくなければ、後は読み手側の趣味だよね

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 20:25:03.55

秋田は富士見のイメージがあるワイおっさん

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 20:32:40.98

>>311
伊藤計劃の新作ないのかよ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 20:36:26.78

>>309
＞英語の小説は基本的に同じ人物を指すときになるべく違った表現を使おうとする

ん？　それは形容詞の使い分けの話では？
英語では、くどいほど ...he said、...she said の単調な繰り返しが多いよ。

一方、日本では、そして・・・、そして・・・の繰り返しは、子供の作文みたいで幼稚な印象を
与えるため避ける傾向があるある一方、英語では、and...、and...の繰り返しは小説の文でも
ふつうに使われるほど一般的。

極端な例では、下のような文が許されるし、（andの箇所をカンマで区切ると）グーグル翻訳
でも何とか正しい意味に訳してくれる。

Put spaces between cats and and and and and dogs.

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 20:37:46.97

>>314
創元スレだぞ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 21:49:58.16

早川はシルトの梯子を刊行予定みたいだけど創元はテラネシア出さないのかな

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 22:56:13.16

>>315
同じ登場人物をthe policeman とか the man in black とか the detective とか the tall man とか
繰り返しにならないように表現変えるっしょ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/09(木) 23:14:45.76

https://twitter.com/frswy/status/829565165007953920
> そういや、「読みたい！」の鼎談で指摘されていたが、国内ベスト１０に早川書房本が1冊も入っていないのね、
> 去年。東京創元社も１冊だけ。ある意味、これも浸透と拡散？
> 大手出版社から出た「ＳＦ」が注目を浴び、専門出版社の抱える新人たちの作品が
> 投票者の琴線にあまり触れなかった？

早川はともかく創元はそもそも期間内の国内新作が『カムパネルラ』1冊だけじゃないか？
ファンタジーは「読みたい」のランキングには普通入らないしな

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 08:29:42.71

>318
タイトルは忘れたけど、昔読んだ何かのファンタジー小説で、
主人公の名前→代名詞he→veteran soldierみたいな感じで、たいして長くもないセンテンスの中で
四回くらい呼称が変わってうんざりしたのがあった。ネイティブの人はどう感じるんだろう。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 08:32:17.28

>>318
＞同じ登場人物をthe policeman とか the man in black とか the detective とか the tall man とか
＞繰り返しにならないように表現変える

でも、それを全部日本語の訳文で、警官は…、警官は…、警官は…、みたく適宜統一したら、
やはり文章が読んでいてくどい印象になると思う。
日本語だって、単調な繰り返しにならないよう表現を変えることはふつうにやっているからね。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 08:51:58.52

ブジョルドはマイルズよりペンリックのほうがいまや面白いんだから後者出してくれよおオォン

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 08:58:37.24

日本語は文法的に主語が省略できるから
同じ人物が主語であることが明らかな場合は省略できる
英語は絶対に省略できないから代名詞の代わりにいろんな表現使いたくなる

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 10:23:59.92

>>321
その場合は>>323の言うように主語があまり出ないように訳し方を工夫するのが従来のスタンダードでしょ

ただし最近は日本語作家でも翻訳文体を自然に取り入れたような作家が増えてきているので
読者側も換喩にそれほど違和感がなくなってきているようだ
個人的には高野和明『ジェノサイド』の冒頭でアメリカ大統領のことを
「この惑星の最高権力者」とするような書き方はわざとらしくて鼻につくと思うが
そういう感覚は人によって時代によって変わっていくんだろうな
まあスレ違いなのでこのへんで

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 10:33:00.72

>>320
英語の場合はむしろ短いセンテンスのあいだで同じ単語を繰り返すことを
毛嫌いするので
そういうふうに表現を変えるのが普通だよ
一方でそういうふうにして地の文に少しずつ情報をちりばめるのが常識だから
日本語小説とは登場人物描写のしかたも大きく変わってくる
そのへんも翻訳小説に慣れない人が「読みにくい」とか
もっと言うと「下手」と感じる理由の一つだと思う

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 13:01:23.70

>>323-324
＞主語があまり出ないように訳し方を工夫するのが従来のスタンダード

そう主張する翻訳指南書も多い一方で――

サローヤン『パパ・ユーアクレイジー』の伊丹十三訳のように、翻訳の常識をくつがえし、
原文の人称代名詞を可能な限り省略せず訳したことで評判になった作品もある。

柴田元幸『翻訳教室』でも、代名詞をどうあつかうか議論している箇所（P104～106）があり、
著者の意見は、（そこで扱っている原文に限れば） she を5回繰り返すのに対し、「彼女は」
は3回くらいで、ちょうど英文と日本語とで重さが釣り合うのではないか――としている。

結論を言えば、すべては訳者の判断に委ねられているわけだから、そこで訳文に様々な違い
が生まれ、訳者や翻訳ごとに、善し悪し、好悪が出るのは仕方ないともいえる。

だから、それが嫌な人は原書に手を出すことになる。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 13:15:00.84

自分の話したいことを好きに話す人

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 13:17:27.88

ブルーマーズほんとに出るのお？(懐疑)

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 14:09:15.31

>>327
本当に話きいてないな
こういうおっさんよくいるわ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 15:13:23.27

字数稼ぎのためにわざと平仮名を多用してる翻訳家はちょっと
雰囲気を出すためかもしれんけど

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 15:25:39.32

字数稼ぎもなにも印税は部数×単価×印税率だから
ひらがなに開いたくらいじゃほとんど変わらんぞ
全行段落変えするくらいしないと

まあ60～70年代くらいの翻訳見てるとひらがなに開くのが流行ってたんだろうなとは思う

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 16:05:16.53

創元の話しようぜ。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 17:10:21.43

『レッド・マーズ』も読み終えてないのに『ブルー・マーズ』出されても困る。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 17:23:19.60

>333
いいじゃないか。まとめて最初から読めるんだから。
こっちは「グリーンマーズ」の話を忘れてしまったぜ。

軌道エレベーターが落っこちてきたのは「レッドマーズ」？

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/10(金) 21:03:55.60

それ緑やね>>334

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 12:06:32.82

>>330
創元推理文庫の翻訳者では、宇野利泰がそんな感じ。
ただし、仮名を増やすのではなく、原文にない表現の追加や、まわりくどい訳文で文字数
を荒稼ぎしている。

ディクスン・カー『髑髏城』では、和爾桃子さんの新訳でページ数がかなり減ったという
話だけど、宇野訳は抄訳で一部原文をカットしているにもかかわらず、完訳の和爾訳より
本文だけで40ページほど分量が多かったらしい。
たとえば、こんなぐあい。（おそらく原文に近いのは和爾訳の方）

＜宇野訳＞
「ではそろそろ、事件の説明にかかるとしようか――なるほどきみはパリのお役人だ。しかし、
バンコラン君、わしが雇うと言いだせば、いくらきみだっていやだと言わんだろう。ひと骨、
折ってくれるにちがいないと思うんだが――」
　バンコランは、なおしばらく、眉根（まゆね）に深くしわをよせたまま、グラスの酒を灯火に
かざして黙っていた。

＜和爾訳＞
「ずばり言おう。君はパリの公務員だね、ムッシュウ・バンコラン。うん、よし。ひとつ、君に
やらせたい仕事がある」
　バンコランは思案顔で片眉をひねり、コアントローのグラスをつくづくと灯に透かしていた。

　　　　　　　　　　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊

ハヤカワ文庫の『華氏451度』でも、新訳を担当した伊藤典夫さんが、古い宇野訳よりも
25％ほど原稿枚数を減らすことができたと報告している。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 14:50:58.51

創元なら良いとでも思ったの？ここはミステリ板じゃないんだぜ。カーのスレに帰れ。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 15:35:01.11

原文より面白くする宇野、おそるべし。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 19:30:39.59

>>338
でも、宇野訳は抄訳なんですよね。

宇野利泰の翻訳といえば、ブラッティ『エクソシスト』（創元推理文庫）があるものの、
こちらも訳が古くなってしまっている。
というのも、現在、英語圏で出回っている原作は、その後フラッティ自身が新たに加筆
した改訂版がオリジナルとなっており、旧版からの翻訳には加筆部分が反映されてい
ないという事情があるため。

エクソシストは去年TVドラマ化もされたし、そろそろ新訳を出しても良い時期だと思う。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 19:31:15.12

>>336
和爾訳ひどいね・・・この人さっぱり成長しないな

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 22:18:16.43

>>336
>文字数を荒稼ぎしている。
文字数増やしても別に意味ないんだから「荒稼ぎ」って表現は的外れでは

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 22:31:34.04

ページ数長いほど報酬出るんじゃなかった？w

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 23:07:52.56

ドフトエフスキーかよ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 23:10:23.89

小説の翻訳は、作家と同様原稿用紙の枚数 × 単価で計算するのが一般的。（出来高制）
一方、企業向けの翻訳の場合は、単語数 × 単価で計算するのが一般的。（原語カウント制）

現在、英文和訳の単価は落ちていて、企業向けの翻訳だと 10円～ 20円／word 相場らしい。
もちろん、10円／word 以下の仕事もあるとのこと。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/11(土) 23:35:11.66

１万語訳したら１０万になるの？
それは安いのか？

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/12(日) 00:18:22.43

雑誌掲載じゃなければ翻訳者も普通に印税計算でしょ
336がどうしてそこまで宇野利泰が金のために回りくどい翻訳をしてたことにしたいのかわからんが

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/12(日) 00:18:28.89

なんだよ宇野利泰って数十年前の話かよw
現在の翻訳者の収入については↓あたりが実情に近い
http://dotplace.jp/archives/26290

>>344
どこで調べたのか知らないが雑誌は原稿料、書籍は印税計算が普通だよ＞小説翻訳

>>345
ものによってだいぶ異なるが
産業翻訳だとだいたい8時間で2000ワードってところじゃないかな
はっきり言って儲からない

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/12(日) 00:29:11.17

まあ宇野利泰はともかくとして「ひらがなに開くと収入が増える」ってのは
ちょっと手元の本を開いてみればすぐにデタラメだとわかると思うんだけどなあ

たとえば「とき」とか「こと」とか開いたところで1段落につき数文字しか増えないだろ
1行36～43文字くらいなんだから大抵段落替えに引っかかって行は増えない
たとえ数行増えたところで章の変わり目でたいてい改ページ入るからそこの余白でリセットされる
結局ページ数はほとんど増えないんだよ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/12(日) 07:51:30.82

宇野利泰の『髑髏城』は、もともと「探偵倶楽部」という雑誌に連載されたものだった。
だから最初の翻訳は、原稿料で受け取っていたということで合っていると思う。

それが改稿を経て、創元推理文庫に収録され、現在はグーテンベルク21から電子書籍
として販売されている。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/12(日) 21:34:18.39

>>330は宇野利泰のうの字も出してないのに
いきなり出てきて延々語り出す人
宇野利泰に親でも殺されたんだろうか

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/13(月) 19:11:14.14

ドラゴン・ヴォランを書店で眺めてみたけど、擬古文の雰囲気を出そうとしている訳文が
けっこう硬くて読みにくいように思う。

翻訳小説が不人気いわれる昨今、もっと読みやすい普通の現代文で訳しても良かった
んじゃないかなぁ...
たとえば、デュ・モーリア作品を担当している、務台夏子さんの訳文みたいな感じ。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 00:28:04.99

ミスペレグリンというか創元の「ハヤブサが守る家」（訳は山田順子さん）が
それこそ主語省きまくりでいったい誰の台詞なのか読んでて迷うことがしばしば
仕方ないから前に電子版セールのとき買ってた原語版で確認しながら読んでしまった

新潮文庫の金原＋大谷訳はどうなのか気になる

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 01:12:18.77

>>351
ドラゴン・ヴォラン読んだけどそう読み辛くもなかったよ
所々で初期の司馬遼太郎か中島敦が使いそうな難渋な熟語が出てくるが
むしろファニュやストーカーやM.R.ジェイムズあたりの作品が書かれた当時の雰囲気を大事にしようとすれば古雅な文体や表現の方が個人的にはしっくりくる。
創元じゃないけどホームズ物は新潮の延原訳が好きだ

ただ興味本位で振り切れきった例として山※悠介ぐらいに訳してもらったカーミラやドラキュラがどう変わり果てるか見てみたい気もする(笑)

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 01:18:46.06

創元で出す分には訳者の隙にすればいいけど
光文社古典新訳文庫で、
以前の翻訳よりさらに古めかしい訳にしてた訳者には唖然としたわ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 01:22:51.67

隙→好き　ね
ドラゴン・ヴォランはウルトー・ド・レイシーが一番好きかな
どれも怪奇というよりおとぎ話っぽい雰囲気だったかも
あえてのサスペンス表題作は正直いまいち

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 12:29:40.01

これだけ好みが割れることからしても有名作はいろんなタイプの訳から選べる状態が望ましい

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 15:13:56.53

その有名作も世間一般からするとマイナーなんだろうな…
だからあっという間に書店で買えなくなる
出版社からするとむしろ電子書籍化した方がリスクは少ないんだろうけど
紙の本で直に読みたい人間からすると、できればネットに軸足は移してほしくないなあ
欲しい本は第一版を見かけ次第即買いするから(笑)

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 15:56:24.84

ハヤブサが～は三部作だけど続きは創元からは出ないのかしら
俺たちの戦いはこれからだでつらい

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 16:42:55.99

電子書籍は在庫切れどころか勝手に端末から消されたりするからヤダ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 16:55:24.01

ブルー・マーズが出るので、シリーズを再読し始めた。

レッド・マーズ
→若い頃に初読した時よりは、社会学的な部分を楽しめるようになったかもしれない。まだ読了していないが、記憶していたよりも面白く感じる。

グリーン・マーズ
→やばい持ってない！創元推理文庫さん、ブルーの出版に合わせてレッドとグリーンを増刷しますよね？お願いしますよ？

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 17:15:11.81

電子書籍化した方がリスクが少ないだって？

寝言は寝てから。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 19:19:25.69

>>351-356
レ・ファニュと同時代のゴシック小説、ブロンテの『嵐が丘』など、翻訳が選りどり見どりで
うらやましくなるほど。簡単に入手できる文庫でも、岩波、新潮、光文社の３種類が選べる。

>>357
いま外国文学は読者が減っていると言われ、地元の書店でも外国文学の書棚はコミックや
ラノベに押され縮小される一方。
角川などは電子書籍化への移行を進めていて、トウェイン完訳コレクションなど電子書籍で
しか復刊しないような作品も出始めている。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/14(火) 20:37:26.01

ローガンズ加入するとわかる電子のありがたみ

本捨てられない性分だから（特に翻訳ものは再版される可能性少ないから余計捨てられず）
電子の選択できる場合はできるだけ電子買ってる

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/15(水) 01:25:56.50

電子書籍はいらない

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/15(水) 01:32:25.37

翻訳物の権利処理難しくて
電子化難航してたみたいな話は
もう解決したのかな

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/15(水) 11:12:02.99

電子書籍はまだ効果的に宣伝する手段が無いのがネック
書店みたいに読者が頻繁に閲覧して新刊を見つけるような人気サイトが出来ればいいのにね

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/15(水) 13:00:03.98

小松左京の作品など、ハルキ文庫やる気ないし、古書で購入するしかないかなと
思っていたところ、角川から一気に電子書籍で復刊し買い集めることができた。

今回のトランプ現象で、オーウェル「1984」や、小松左京「アメリカの壁」が売れてる
けど、「アメリカの壁」など文春が電子書籍化していたため、話題にすぐ対応できた
ものの、紙の本だったら復刊までに時間がかかり、かなり商機を逃していたと思う。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/15(水) 13:35:59.72

goodreadsは新刊がよく特集されるし、作家インタビューも頻繁に掲載されて便利よ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 04:05:54.97

電子書籍なんて目は悪くする、線引けない付箋貼れない、故障したら全部トぶ
の糞じゃん

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 07:36:45.76

いつの話してんだこのガイジ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 08:56:02.31

子書籍の何がいいって一瞬で辞書が引けること
pdicよりも楽

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 10:29:35.96

>>368
うん、Goodreads はとてもいいよね。特に洋書を読む時には頼りになる。
ところで、日本語版というか日本で出版された書籍に対応する予定や計画があったらいいなあと思うことしきり。

あのサイトはリアル書籍の読者にも十分に便利だけど、電子書籍ではそれに輪をかけて便利だしね。
例えば JP 以外だったら Kindle とも連携できるようだし、本当によく出来てるよ。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 12:09:34.38

>>366
むしろ本屋で買えればいいのに

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 14:54:46.46

>>373
思う思う
電子買ってるのは純粋に老眼と本棚スペースの問題だから
書店行くのが嫌いなわけではないんだよなあ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 14:58:32.71

本屋で内容をチェックしてモバイルで購入

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 15:08:40.03

ゲームは実店舗でダウンロードカード買えるのに
本は本屋でダウンロードカード買えないのはきついなあ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 15:19:08.21

何しろ最大手のアマゾンが小売店からまるごと売上奪うビジネスモデルだから
書店には売上の一部を渡したくない
アメリカでは大手の書店チェーンが自前の電子書籍ビジネスやったけど失敗

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 16:36:14.56

三省堂とか紀伊國屋はやってなかったっけ？
三省堂は撤退してたような気もするが

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 18:02:51.36

もってるリソースが桁違いだからな
勝負にならない

そこでしか読めないタイトルを出すとか
何かしらニッチを見つけて工夫しない限り
よそは厳しいだろう

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/16(木) 20:00:58.66

スケールメリットだな。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 00:32:15.33

http://plaza.rakuten.co.jp/thisman/

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 08:07:08.21

>>375
出来れば実店舗の本屋に金を落としてあげたいんだよ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 08:21:30.89

こないだジュンク堂行って、あまり見ないジャンルの棚行ったら
こんな本が！こんな本も？ってなったので実店舗大事

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 11:05:05.79

>>382
賛成。『ドラゴン・ヴォランの部屋』は電子版と同時発売で嬉しいけど、ジュンク堂で書籍版買った。

ドラゴン・ヴォラン読み終わったので感想を。
「ロバート・アーダ卿の運命」は重厚で王道の怪奇もの。

まんまジェイン･エアな「ティローン州の～」は、アイルランドの荒涼とした僻地に
建つ古城という舞台設定といい、ミステリアスな雰囲気といい大好物の一作。

ファンタジー風の微笑ましい姉妹の物語が薄気味悪くも悲しい結末へと向かっていく
「ウルトー・ド・レイシー」と、残酷な妖精譚「ローラ･シルバー･ベル」。

短編四作はどれもおもしろかったけど、肝心の「ドラゴン･ヴォランの部屋」は個人的にはイマイチ。
意外にも軽妙なタッチのサスペンスもので、無駄に長い。終盤は盛り上がるんだけど。

レ･ファニュの知られざる一面にスポットを当てたいという意図はわかるんだけれど、
せっかく50年ぶりの新作なんだから、「カーミラ」か「緑茶」は入れてほしかった。
あえて有名どころを外したチョイスで、「シングルB面コレクション」みたいになってる。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 11:39:06.89

＞軽妙なタッチのサスペンスもの

幻想文学体系のワイルダーの手もそんな感じだったな。
今だったら普通にミステリに分類されてると思う
作者名隠したらルース・レンデルが書いたといっても誰も疑わないかも。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 19:07:18.53

paperwhiteみたいな専用端末の操作性が悪いから電子書籍はクソ
結局のところ、意識高い系のおもちゃ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 19:33:36.32

新しいの使ってないだけだぞ貧乏人

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 19:48:18.21

Paperwhiteのユーザーだけど、使いやすくて気に入っているよ。
夜、布団の中に入ってからでも本が購入できるし、片手で操作できるから
寒い冬の晩、布団の中で読書するのにもありがたい存在。

東京創元社は電子書籍の作りが丁寧で、表紙や解説をカットした電書が
多いなか、創元文庫は両方とも収録した作品が多いので気に入っている。

紙の本を持ち歩いていたころは、電子辞書をいつも鞄の中に携帯していた
けれど、現在は読書中ワンタッチで辞書が引けるし、Kindleに付属してくる
辞書そのものも単体で利用できるため、Kindle端末そのものが、大辞泉、
プログレッシブ英和、The New Oxford American Dictionary、という３種類
の電子辞書代わりにもなり重宝している。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 21:15:04.54

>>384
「カーミラ」は再版かかったのか在庫なのか分からないけど
秋葉原の書泉ブックタワーだと「ヴォラン」と一緒に平積みになってたよ
注文できる本の収録作を50年ぶりの新刊に入れてもしかたがないと思う
ディックの短編集じゃないんだから

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 21:30:29.37

>>389
しかも単独で新訳の単行本も出てるしね
高い気はするけど、こっちの方が訳は好きだな

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/17(金) 22:05:50.93

>>386
操作性ならamazon fireのほうがいいぞ

paperwhiteは電池がむちゃくちゃもつけどな

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 02:25:00.04

ドラキュラもカーミラも平井先生訳でン十年読み返してるから
いまさら新訳で読みやすくされてもそっちに違和感感じるだろうな
「真夜中の檻」も小説といいエッセイといい面白かったし。
紀田順一郎先生が訳すなら新たに買い足すが

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 08:29:32.11

>>389
でも平井訳はさすがにもう古い。この50年の間に日本語も変わったし、
翻訳の技術も上がったんだから、50年ぶりの新刊だからこそ代表作がほしかった。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 08:37:41.43

たとえて言うなら、何十年ぶりに再結成したバンドのライブに来てみたら、
マイナーな曲ばかりで往年のヒット曲を歌ってくれないモヤモヤ感みたいな。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 13:08:26.81

先日「BOOKS桜鈴堂」の『カーミラ』を購入してみたけど、平井訳のファンである自分でさえも、
やはり新訳は新鮮な感覚をもたらしてくれ、新訳の必要性を改めて実感させられた次第。

古典作品に関しては、こうした出版レーベルがどんどん出てきてくれて、マイナーな良作を
どんどん掘り起こしてくれたら、出版の世界にも今までにない活気が出てくるかも知れない。

というわけで、ついでにロイヤル英文法の電子書籍が半額になっているので紹介しておくね。
黄色は英語で書きたい発信向け、青は英語を読みたい受信向けの文法書となっているので、
翻訳用に使うのであれば青本を選ぶのが妥当だろうと思う。

表現のための実践ロイヤル英文法
https://www.amazon.co.jp/dp/B01HBGGWP2
徹底例解ロイヤル英文法
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MZ9MGRV

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 14:59:39.90

いいかげんにしろ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 16:10:10.10

>>393
昔、チャンドラーで「萵苣のサンドイッチ」みたいな訳を読んだんだよね
「ちしゃ」って何だと思ったけど、原文はたぶんBLTサンド
でも、BLTって言葉が日本で一般的になったのは1980年代だろうし
書かれた1940年代と訳出された1960年代を考えると、すぐには分からなくても萵苣でいいんじゃないかと思う

新訳だとBLTサンドにしてそうだけども
早川の話でごめん

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 16:33:37.01

自分は先日、平井呈一訳の「顔をベロンコした」という意味が分からず、創元文庫の南條訳で
意味を確認したことがあった。
「顔を撫でた」ことだと分かり、なぁーんだという結果だったものの、そのさいいくつか誤訳らしき
箇所も発見し、誤訳のない翻訳というのが存在しないことを改めて実感させられた。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 17:05:36.23

>>397
萵苣が読めるってすごい。
確かにうちの母も「ちしゃっ葉」って言う。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 17:47:45.17

チシャなんて銀英伝以外で見たことない。

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 18:40:01.52

ここは博識なインターネッツですね

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 20:05:59.08

>>398
今みたいに辞書に載ってない単語もぐぐれば
だいたい意味がわかるなんて便利な環境じゃなかったからねえ

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/18(土) 23:41:17.44

kindleのリンクを貼るのはなんかのアピールなんだろうか

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/19(日) 00:06:33.15

もう原書で読むスレなり翻訳を語るスレなり立ててそっちでやってもらいたいんだが
うっとうしい

**名無しは無慈悲な夜の女王** · 2017/02/19(日) 00:42:29.09

保守仕切れなくなって消えていくスレが後を絶たないので分家はしっかり考えた方が良いかも

東京創元社 8 [無断転載禁止]©2ch.net

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