日本のSF小説って、そもそも、早川書房所属の作家が書く空想科学小説風フィクション程度の意味だろ。
日本SF作家クラブの本質は、早川書房所属のSF作家の親睦会にすぎないらしいよ。
とある一出版社の独特のセカイ。
筒井康隆は、コバルト文庫が創刊された頃、
「大変な事に成った。僕らの作品は若い人達が読んでくれているのに、
そうした人達向けのレーベルが出来てしまった。
これでは僕らの作品は読んで貰えなくなってしまう」
と危機感を平井和正に漏らしたという。
日本SF小説市場とは、早川書房の空想科学風小説市場とニアリーイコールだから、
もはや、過疎化が粛々と進んで徐々になくなっていくカテゴリーなんじゃないかな。