それにしても、『復活の日』(1964)や『見知らぬ明日』(1969)が数年くらいのタイムラグで
70年代前半に英訳刊行されていればどうなっていただろうか、とは時々思う。
アーサー・ヘイリーやフォーサイスみたいな情報小説のスタイルで本格SFをものする、
というのはこの頃の英語圏に類例はあったんだろうか。