眉村卓や豊田有恒あたりがどんどん忘れ去られていってるのに
筒井だけが知名度を残してるのは結局セルフブライダルのうまさに
ほかならない。断筆騒ぎを起こして、権力と戦う小説家、というイメージを
作ったり、いくつかの文学賞を取って、純文学家というイメージを作ったり。
そこら辺の処世術のうまさには正直舌を巻くよ。