http://www.afpbb.com/articles/-/3176865
数十年に一度の規模、「トールキン」展開幕 英オックスフォード
2018年6月1日 23:43 発信地:オックスフォード/英国

【6月1日 AFP】映画化され大ヒットしたファンタジー小説「ロード・オブ・ザ・リング
(指輪物語、The Lord of the Rings)」の著者である
英作家J・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)に関連する
展覧会が1日から、英オックスフォード大学(University of Oxford)の
ボドリアン図書館(Bodleian Libraries)で始まった。

主催者側が「数十年に一度」の大展覧会と呼ぶ
「Tolkien: Maker of Middle-earth」(トールキン:中つ国の創造主)展では、
著者の原稿やイラストの他、地図や書簡などが展示されている。

出展されている200点の展示品うち3分の1は初公開される品々だ。

オックスフォード大教授だったトールキンは多くの時間をこのキャンパスで過ごしたが、
展示されている品々の中には1973年のトールキンの死後、
初めてこの地に帰ってきたものもある。

図書館長のリチャード・オベンデン(Richard Ovenden)氏は
「トールキンは常に世界的な現象だった…彼が生きていた時ですら」と述べ
「昔からトールキン関連の最大のコレクションを有する
われわれこそが唯一、こうした展示ができる機関だ」と語った。