>>819
トリューニヒトのしたことは「法的には」全く問題ないよ。
最高評議会議長である彼は「停戦」を命じる権威があるし、ハイネセンポリスの市民の命を守るためという理由も問題ない。
武装した地球教徒を密かに引き入れていたことは明らかに違法だが、暴力で停戦を阻止しようとしたビュコックの無法に対抗するためと言えば酌量できる。

だが、あくまで「法的には」問題ない、というだけのことでしかない。政治家としての道義的・倫理的な面を見れば、弁解の余地なく最悪だ。
今まで、国家を守るため・帝国を倒すために戦って死ぬのを当然とし実際に国民に犠牲を強いてきたのに、いざ自分の身が危うくなると国家を帝国に売り渡し
保身を図るのだから、言語道断だ。かつてのジェシカの糾弾が正しかったことを、自らの言動をもって完璧に証明してみせた。これが売国奴でなくて何なのか?
また、>>824氏の指摘している通り、肝心な時に雲隠れしていた罪も重い。セウォル号事故の時に、空白の7時間で朴前大統領が叩かれたことも記憶に新しい。

トリューニヒトに対する感情は、「法律に違反さえしなければ何をやったっていい」と嘯く者達に対して抱く感情と同じだ。
もし、トリューニヒトのこれらの言動に何の問題も感じない人がいるとしたら、その人自身が「法律に違反さえしなければ何をやったっていい」という考えなのだろう。