◆新型コロナ「中国生物兵器説」がこれほど拡散された理由。

某月某日、パリで連日、CNEWSやBFMTV、パリジャン、ルモンド紙など、
フランスのほぼすべてのメディアが取り上げているのが
「新型コロナは本当に武漢の市場から出現したのか?」という話題。

この件について、マクロン大統領までもが、中国は何かを隠している、と匂わせる発言をし、
今、テレビはどこを付けても、このニュースばかり。もともとあった話しだが、ここに来て再度、
コロナウイルスの出どころが実は市場ではなく、武漢のウイルス研究所だったという流れに戻って来た。

ノーベル賞を受賞したエイズウイルスの権威が登場し、新型コロナは人工的に作られたものだ、
と言い切ったものだから、騒ぎに火がついた。

博士は発表の中で、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の中にエイズウイルス(HIV)が含まれている、と語った。
モンタニエ博士とタッグを組んでいる数学者ジャン・クロード・ペレズ氏によると、

「これは時計職人が設計したような精密なもので、自然界に存在することは絶対にあり得ない」としている。

武漢のウイルスセンターはもともとダニ媒介ウイルスの研究から始まり、長くコロナウイルスの一種である
SRASやエボラウイルスの研究をしている。
(実はこの研究所はフランス政府と中国政府の共同事業として誕生した施設でもあった)