>>819マンボウ最後の大バクチ
北杜夫著
人生最後の「躁病」―まえがき
1章 沈み行く日々
原っぱ、虫採り、凧あげ、草野球
ファーブル『昆虫記』のこと
昭和の正月風景
「齋藤茂吉」から来た怒りの手紙
初めての活字
「航海」前後
「楡家」の裏側
トーマス・マンの長篇
帰り道で出会った新人の運転手さん
世を捨てたらストレスない
広がる大地―北の大地再訪
忘れられぬ旅
八十歳、箱根も年かさね
2章最後のギャンブル紀行
老人の子供がえり
いざ茂吉の故郷、というよりも上山競馬場(カミノヤマケイバジョウ)!
韓国・ウォーカーヒルでルーレット!
足ツボマッサージで絶叫!
大井競馬場、というよりも性に目覚めた!
性もしぼみゆき平和島競艇!
3章 消え去りゆく物語
実に面白かった星新一さん
倉橋由美子さんのエスプリ
宮脇俊三(みやわきしゅんぞう)さんに感謝
軽井沢茫々 何とか安楽死させてくれ
雪山で凍死
上高地の思い出−おわりに
解説 なだいなだ