福島正美 甦れ
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この前、慶應大学のトークショーで、福島正美が話題に挙がっていたよ。
三田文学137号SFの透視図トークショーレポート
でググってみよう。 福島正実な
優秀な編集者だったのかもしれんが作家としては凡庸
作品集が全然復刻されないのを見ても分かる 大昔福島スレがあったが過疎板のSF板の中でもとりわけ過疎っていた >>10
鬱そのもので救われない作品が多かったな。
児童向けだと明るい作品もあったけど
タイトル忘れたが京アニ放火事件を彷彿させるような短編もあった。
確かキチガイ白人女が放火するんだよな 優秀な編集者?
作家連中にはクソみそに言われてたよな
ま、SF業界的には大物だけれども >>15
小松や筒井の小説を添削してたらしいな。すげえ。 宇宙塵みたいなアマチュアのSFファングループが嫌いで
SF作家クラブ結成時に柴野拓美をはぶった
書いた短編でも「雑誌がSFファンの○○に乗っ取られて
低俗SFばかりになる」みたいな話があった わざわざSF作家引き連れて東海原発を見学したこともあった
いい歳した作家が遠足wと他のジャンルの作家に笑われたとか SF界の広岡達郎みたいな御仁だからな。
功罪・敵味方がいずれも多かった。
他分野(児童文学界など)にも噛みついていたし。
ただし福島がいなければ初期のSFMは存続できなかったとは思う >>20
その話は豊田有恒が書いてたな
「今更原発をネタに小説を書こうなんて思っていた作家は一人もいなかった
職員に対して「おやつにイエローケーキをご馳走してくれませんか?」とか言って
職員をからかっていた」と 「原子はどこの田んぼで育ててるんだ、見せてみろ」は星だったか。
そもそも第一期のSF作家は当時、私生活でもつるんでいたらしいから
「遠足」が唯一の原因で笑われたのではないだろう。
原発そのものを書かなくても、現場を見た経験が
先進技術(当時)を書く時の参考になれば、という親心ではないか。
大きなお世話だったようだが。
小松、筒井辺りは日ごろからちゃんと執筆資料を集めていそうだったが、
他はどうだったんだろ。
海外SFはネタ取りも兼ねて皆読んでいただろうけど。 漫画を軽視して手塚と不仲だった。
妥協の産物的にSFファンシーフリーを連載させたが
福島編集長時代の連載漫画は他に殆んど無かった >>26
福島が存命だったら70年代末のSFブームの時に999やガンダムを酷評してただろな >>27
わかるわかる、憤死しそうなくらいに。
長生きしたら国産SFを海外に翻訳して輸出してくれたんじゃないかと思うのだがどうよ。 純文志向が強かったから小松や筒井を早いうちから評価していた反面
香山滋や今日泊亜蘭などSFM以前からのベテランは殆んどシカトされたし半村は冷遇されてプロデビューが遅れた 森優が編集長になったら路線が変わって
藤子Fの短編漫画が載ったり
今日泊亜蘭の短編が載ったりするようになった
逆に久野四郎は福島が辞めたら一緒にフェイドアウトしてしまった そういえば、加納一朗、死んだらしいな。
まだ、生きてたのに、びっクリプトン。 >>33
人工生命体ドンドンは好きだったな
作中に出てくる海老天の話が好きで、衣は布団のように厚く、海老は顕微鏡で見ないとわからないくらい小さい
今もたとえ話に使ってるわw 殆んどの作品は無名だけど「SFの夜」「J・J・J」「飢餓列島」あたりは印象に残る。
SFの夜は要するに「素人やオタが口を出してくるんじゃねーよ」という作者の考えが反映されてる 早川は福島時代の負の体質を払拭できずに太陽風交点事件を起こして折角のSFブームの寿命を縮めたばかりか
小松・筒井を筆頭にSF作家の大量絶縁を招いてジリ貧に陥った。
もともと早川の原稿料や印税が激安で(80年代に入っても1枚700円程度)作家にかなり我慢させていたのであるが 平井和正は太陽風交点事件より一足先に早川と絶縁している
最大の理由は「森優が退社したから」だけど
「営業姿勢がデタラメ。需要があるのに増刷もしないで放置する。」というのも
理由だった >>36
太陽風交点事件は、小松左京が早川に替わってSF プロダムの主導権を握ろうとした事が発端。早川にも問題はあるが、悪いのは小松。
巻き込まれて、ハードSF への理解に深い早川と絶縁になった堀晃が、かわいそうだな。 早川が発掘した作家は何年か活動して書かなくなる人が多いね
水見稜、中井紀夫、村田基、柾吾郎 >>38
小松じゃなくて徳間書店じゃないのか?
創刊当初のSFAは明らかにSFMを潰しにきていたし。 >>40
去年の3月11日に元SFA編集長のトークイベントの懇親会でお話しを伺ったが、
80年代に日本SFが盛り上がらなかったのは、
今岡清がヨコジュンに不倫を自慢して怒らせた事と太陽風光点事件でSFマガジンから作家達が流出してしまった事が理由とは仰ってはいた。
あと、「二つのSF専門誌が張り合っていないと、やっぱりダメだ。」とも。
堀晃を早川が裁判で訴えようとしたから、
小松はハードSFのホープを潰すなと止めたが、
早川はそれくらい良いと答えて、小松がブチギレたらしい。 へぇ、80年代は盛り上がった印象だったからその認識は意外だわ
高千穂遥とか大原まりことかあと田中芳樹とかも80年代デビューだし、漫画アニメ映画とSFが一般化した感じがあるわ
だから90年代の失速にはびっくりした >>41
80年代は、SF は、盛り上がっていた。
ただ、徳間の考えるほどではなかった。
だから、撤退した。
良くも、悪くも、早川と創元だけは、SF をやめないでいる。 徳間は海外SFに全く手を出さなかったのが失敗だったんだと思う 銀英伝であんだけ当てといて盛り上がらないはないは
徳間は、ジブリで小金当てたから多角化して失敗だろ
SFのせいにしちゃいけんわ SFブームについて思う事はいろいろあるけど
福島が生きていたら今岡も「商品」の栗本に手を出せかったかもしれない >>46
福島がSF プロダムの基盤を作っておいてくれたので、80年代のSF バブル崩壊の後も、こんなもので済んでいるだと思いますわ。まるで、ファウンデーションですね。
それでも、このままだと、日本SF は、滅ぶな。
誰か、何とか出来ないかな。 栗本(中島)は才能も知識もあり、本格的な評論やミステリーやギャグも書けて、一般知名度もあって華やかな存在だったから
だからこそ今岡との件で妙な方向や微妙な立場に行ってしまったのが非常に残念なんだよな。
何も無ければいずれは姉御肌を発揮してSF界をまとめてポスト小松みたいな存在になれていたかもしれないがそうなればSF界も変わっていたかもな 眉村卓が鈴木いづみとの対談で「君がSF作家クラブに加入できる様に提案しよう」と言っていたが
結局鈴木いづみは加入しなかったな
その対談で印象に残っているのは眉村は東都書房から本を出したので
福島から「あの野郎!」と怒りを買って発足当初はSF作家クラブに入れてもらえなかったそうだ SF作家クラブは加入にあたっての理不尽さを昔は作家自身がネタにしていたけど
あまりやりすぎて批判が増え(大森望拒否事件など)ベテランが大量に退会して風前の灯になりつつあるようだな。
例の夫妻の独裁が続く限り好転はないだろな 大森望が小谷真理と仲が悪いとは聞いてたが、
小谷真理の旦那は誰かググったら巽孝之だ。
1月ほど前、この人のトークショー聴きに慶應の三田キャンパス行ったよ。
ゲストの川又千秋は何を発話してるのか聞き取れない話をしていた。
話変わって、ずーっと前に日下三蔵のトークショーに行った時、
SF作家クラブは早川のSFを書く作家の親睦会だって言ってたよ。
それ聞いて、なんか、そんな大したものじゃない気がした。
藤井太洋来るまで無茶苦茶だったらし。 豊田有恒が日本SF黎明期の回想本を出すらしいが「なれるわけではない」の焼き直しになるのか、新事実が明かされるのか。
座談会事件後に福島と最も対立したのが豊田らしい 有恒、出てくるの?
原発利権に群がってたのに、よう出てくるわ
恥という概念がねーのかな >>53
当時のSF マガジンに、福島が、喫茶店で豊田と対決した顛末が掲載されているが、それを読むと、よく判る。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています